2006年07月17日
Let’s Play Tennis! ~ミプロキッズ~
こども達がテニスを楽しんだ2日間
~ミプロキッズのJWTAコーナー~
ミプロキッズフェア2006in東京 (L)
~観て、遊んで、学んで、トクして帰ろう!キッズフェア~
※(L)マークは、リンクできます。
今年で3回目の開催となるテニス教室。昨年より、ジュニア専用のカラフルなテニスグッズや練習キット、そして思わず身体も自然と動いてしまう楽しい音楽が流れているテニスブースとなりました。
開場の10時とともに多くのご家族が楽しそうな雰囲気につられて、体験に来られました。はじめは、12時半からの教室の時間ではないので、おそるおそる覗いていた方、「一緒にやりましょう!」と声をかけると、お子さんだけでなく、お父さん、お母さんもラケットを持って一緒に汗を流していました。
『テニスどころか、スポーツは全くやったことがないんです。』という方、『お姉ちゃんはテニスやっているけどこの子もできるかしら・・・』という方、『ラケットは重くて持てないのでは・・・』などなど色々心配顔のご家族をよそにお子さん達は、目をキラキラさせながら、ボールがぶら下がった練習キットに向かってボールをポンポンついたり、風船をボールに見立ててラリーをしたり、【テニス】を思いっきり楽しんでいました。
また12時半~と15時~それぞれ1時間ずつテニス教室を開講し、各教室10~15名の参加がありました。
的に当たるまで、その場を動かなかった子。教室前にたくさん練習し過ぎて、教室中に疲れちゃった子。教室が終わっても、ラケットを放したくなかった子。現役選手のプレーにビックリして、口がずっと開いていた子。
短い時間でしたが、1時間の中でたくさんの発見や笑顔、そして真剣な眼差しに出会えました。
今回は車いすのお子さんだけでなく、その兄弟・ご家族はもちろんの事、車いす常用ではないけど障害をお持ちのお子さん、また、今、福祉やリハビリテーションスポーツを勉強している学生の皆さんの参加が目立ちました。
テニスの良い所は、それらどの方同士でも同じボールを追いかけて楽しめることです。
このミプロキッズのテニスコーナーでも、初対面の方同士でラリーを楽しんでいたり、練習キットで遊んでいる風景をいく度となく見ることが出来ました。
この2日間、本当にたくさんの方々にテニスに触れ・体感して頂けました。またその中の多くの方が、また是非やっていきたい!と言ってくれました。将来のスーパープレイヤーが、“ミプロキッズがきっかけで誕生する。”そんな日も近く感じた2日間でした。
中澤コーチ、吉田泉さん、星さん、江原さん、藤沼さんを初めとする日本車いすテニス協会プレイヤーの方々。2日間御協力いただき本当にありがとうございました。
【記事・写真提供:JWTAコーチ 佐々木ゆみ】
★ミプロキッズフェアは、『神戸』でも開催(L)します。
9月2日(土)・3日(日)
場所:神戸国際展示場3号館(神戸市中央区港島中町6-11-1)
こども達は無限の可能性を持っとるよね~。
小さい頃から、スポーツというより「身体活動」として、スポーツを体験する事はとても重要な事なんよ。。特に、障害のあるこども達は、その機会さえ少ないけぇ、協調性・巧ち性・バランスの獲得のためにも、特に大切な事なんよ~。
で~!いろんな身体活動の中で、テニスが好きになってくれたらええの~・・・っておもう。
車いすテニスの世界動向はジュニアのランキングが出るほど活発になってきとるんだが、私はそこまで急務に思わん。楽しい活動、楽しいスポーツの中で、こども達が自らテニスを選んでほしい。もちろん、テニスを選んでもらえるような場面や、内容を提供したい。そんな意味でも、このミプロキッズが、きっかけになってくれると嬉しいんよ~。だから、JWTAもこのような活動には大いに協力していきたいと思います。
ミプロキッズ神戸では、兵庫車いすテニス協会 (L)の会長であり、パラリンピック選手でもある中野秀和さんを中心に行います。神戸のミプロキッズにも、たくさんのこども達が笑顔を振りまいて欲しいです。
みなさん、「play」って「する」の中に、「楽しく」って意味があるんですって~!!
みんなで、さあ!!
Let's Play Tennis!