車いすテニス通信 日本車いすテニス協会公式ブログ

11月16日(日)有明コロシアムにて【ニッケ全日本テニス選手権83rd（主催：財団法人日本テニス協会）】の最終日が開催されました。


男子シングルス決勝戦は『添田豪選手　vs　伊藤竜馬選手』
第1シードの添田選手と第4シードの伊藤選手。両選手ともに初優勝を狙った戦いとなりましたが、結果は、6-7(2)　6-3　6-4　で添田選手が念願の初優勝を果たしました。


決勝戦終了後に、男子シングルスの表彰式が行われ、引き続き、寺地貴弘選手の引退セレモニーが行われました。
寺地選手へ大きな拍手が送られた後には、北京パラリンピックで金メダルと銅メダルを獲得した国枝慎吾選手が財団法人　日本テニス協会より表彰をされました。（斉田選手はマスターズ出場のため欠席）

日本テニス協会会長の盛田正明氏より記念品を、優勝をしたばかりの添田選手からは花束を受け取りました。そして、スピーチ。
『伊藤選手、来年はぜひリベンジをっ！添田選手、来年はぜひ2連覇をっ！寺地選手、長い間お疲れ様でした。今後のご活躍を期待しております。そして、私は4年後のロンドンも目指すことにしました。これからもたくさんの応援をよろしくお願いします。』
有明コロシアムの客席3/4ほどを埋めていた大勢の観客の皆さんから、大きな拍手をいただきました。
その後、行われた女子ダブルス決勝戦『クルム伊達公子選手/藤原里華選手　vs　米村明子選手/米村知子選手』では、トスアップも務めました。

また、大会パンフレットには2008年の日本テニス界を彩った“3人の『Ｋ』”ということで、<錦織圭選手><クルム伊達公子選手>と並び<国枝慎吾選手>が特集記事として組まれていました。

最後になりましたが、本日、このような機会・時間を【ニッケ全日本テニス選手権大会83rd】という舞台に設けてくださった財団法人　日本テニス協会様及び大会関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

記事　JWTA事務局